ダイエットの基本は、エネルギーを消費する運動です。
エネルギーの消費量は、それぞれの運動ごとに同じ時間を決めて、どのくらいになるかが示されることが多くなっています。
ですが、これだと1日にどれくらい運動すればよいのかが分かりにくいという欠点があります。
そこで活用できるのが、100kcal単位でエネルギーの消費量を示すという方法です。
例として、体重が60kgの人の場合で見てみましょう。
軽い散歩や軽い体操で30分前後。
ウォーキングで15分前後。
自転車で平地を走れば、20分前後。
強めのジョギングで、10分前後。
坂道を自転車で登れば、10分前後。
テニスで10分前後。
クロールで水泳をしたら、5分前後。
このようになっているので、仮に1日のエネルギーの摂取量が2,000kcalだということが分かった人が、エネルギーの消費量が1,800kcalだったとしたら、200kcalの運動をすればよいということになります。
そして、行う運動によって200kcalを消費するための時間が分かるということです。
例として、ウォーキングであれば30分で200kcalを消費できます。
ちなみに、ウォーキングは生活習慣病の予防などとして、医療機関でも推奨されています。